身近に潜む留年の危険とその回避
よく聞く話だと思うけど、高専は普通高校の何倍も留年しやすい。
だいたい高専を卒業するまでにクラスの約4分の1が留年or退学する。
クラスが40人だった場合、約10人ほどがそのクラスから消え、上から何人かが降ってくる。
学校側はちゃんと毎回入学する度に、その事について説明するも、必ずと言っていいほど誰かしら留年してしまう。
先生側は本気で言っていっても、生徒側は真面目に聞いていない。どうせ自分は留年しないだろうとタカをくくって、油断してしまう。
なので、本当に気をつけていないとガチで留年します。
甘く見ていたら危ないです。
自分の学科はずっと、留年生が出てたらしいが今年はなんと、誰も留年しなかった。もうこれはほとんど奇跡状態である。
先生もびっくりしていた。
しかし、他の学科がその分、留年生が増えていたので学年で見ればプラマイゼロだった。
俺の友達もその中に何人か入っている。
その人達も最初は留年なんかするわけないだろ、と言っていました。
それほど留年は簡単にできます。
それは普通高校と違い、赤点の点数とテストでほぼ成績が出されるからです。
赤点は50点、もしその教科の最終成績がそれ以下だと単位を落とす事になります。
自分たちの高専では3年から赤点は60点になります。相当キツイです。自分も心配だ。
でもこれはある程度、落とさない限り許されます。
しかし、30点以下、未履修というのがあります。これは、最終成績がそれ以下だとその授業を受けていないという事になり、一個だけの教科でも1発で留年です。
例えるなら赤点は何回かとっても許されるイエローカード、未履修は1発でレッドカードです。
分かりにくいですね。
なので、全体的に勉強をしないといけません。
しかし、これを逆手に取り何単位までなら落とせるから出席しなくていいや、みたいな輩が出ます。
面白いです。
とまぁ、こんな風に適当にやっていたら留年します。逆に言えば普通にしとけば怖くはありません。
でも普通っていうけど、それが出来ないんだよなぁ。
難しい。