とある高専の自暴自棄

現高専生が高専について感じたままを記録し、まれに本や映画の紹介をします。寮生は暇なんですよ。

思い出したお話

その時は急な出来事で少し驚いていたが、今ではとても面白い話だ。
俺の友達は体育祭で腕を折ってしまった。リレーの時に走っていると急に、滑り出しこけてしまったのだ。
俺はその場面を見てないので何とも言えないが、少しドジだなぁと思っていた。
すると、寮でそいつに会ってみると腕包帯グルグルでは無いか。
「腕折っちまった」
この時少し笑ってしまった記憶はあるが、まだ心配はしていた。
寮で骨折などをすると少し面倒だ。病院まで遠いし、寮生活は不便である。
同情していたが、ところがどっこい。
それから一週間経った後、そいつは急に帰省することになり、暫くの間見なくなった。
何で何だ?と、思って同室の人に聞いてみると「あいつは何か、階段からこけてもう片方の腕を折ったらしい」と、訳を話してくれた。
俺はその時爆笑だった。
なんて野郎だ、両腕を折るなんて笑
今まで片腕なら沢山見た、同時に両腕も一回見た。
しかし、片方ずつ腕を折るなんてこれからどうするつもりなんだろうと笑っていたものの真剣に考えた。

数日後、そいつは帰ってきた。話に聞いた通り、両腕ギブスだった。
直接本人に聞いてみると、おじいちゃんが死んだらしく、電話がかかってきたらしい。それで驚いて階段を走って降りていくとこけて、片腕を庇おうとしてやっちゃったらしい。

本人には申し訳ないが、やっぱり面白いなぁ。