涼宮ハルヒの憂鬱 谷川流 勧めたいから書いたもの
ただの人間には興味ありません!
「この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上!」
入学早々、時を止めるような挨拶をした涼宮ハルヒ。
そんなSF小説じゃあるまいし…と、誰でもそう思う…。
しかしハルヒは心の底から真剣だった。
それに気づいたキョンをとりまく日常は、もうすでに超常になっていた…。
涼宮ハルヒが団長の学校未公式団体「SOS団」が繰り広げるSF風味の学園ストーリー。
この作品は我が父親にでもお勧めできます!
多少の恥じらいも感じますが、面白いと断固として言えます。
この作品はラノベ内でありふれている様で見当たらない存在です。
地の文から全て楽しめます。
主人公キョンのかったるい一人称で奇想天外な内容を綴られるのですから面白くないわけがない。
逆にこの主人公に共感を得ないようであれば、読むのはお勧めしないです。
腹立つ人も少なからずは居るでしょう。
普通の日常に、ちょっとのスパイスを求めている人。多いですよね?
GANTZのようにチビ星人が、寄生獣のように殺人鬼Aが、学校に襲いに来ないかと待ち望んでいる人いると思います。
そして、何故か取柄もなく平凡な自分が可愛いヒロインと助かるのです。分かります。
その願望のある人は読むべきかと。
一般人のキョンが宇宙人や、未来人や、超能力者に巻き込まれ自分を中心に物語が動くのです。
俺は望んでないのに、と。
しかし、キョン自身も実は望んでいるのです。
口には出してないだけで心の底では求めていた。
実際にあり得ない超常現象が起きようにも、否定し続けます。
ひねくれています。
そんな人にお勧めです。
今現在作者さんは執筆活動をお休みになられていますので、読むのなら今読んで追いつきましょう。続きが書かれないなんて事は心配しないで!
涼宮ハルヒの憂鬱、途中でつまらんと面白くないと思っても出来れば涼宮ハルヒの消失までは読んできただければ嬉しい限りです。
本当に本当に面白いんですよ。
わっしょい、わっしょい。